(BGM:「BE FREE」)
- DJ:
- ここからは、今日のゲスト2組目、スペシャルゲストのTAIJIさんと、TAIJIさんのベストフレンド、D.T.Rのキーボーディストの清水さんの登場です。よろしくお願いします。
- TAIJI&清水さん:
- どうもよろしくお願いします。
- DJ:
- はじめまして、と挨拶するのが普通かと思うんですが、昨日ちょっとお会いして、一緒に川遊びなどさせてもらいました。
- 清水さん:
- そうですね。ええ、バーベキューもやりましたね(笑)。
- TAIJI:
- やたら満喫してきましたね(笑)。
- DJ:
- 僕、すっごく楽しかったです。
- TAIJI:
- そうですか。
- DJ:
- 僕、頑張って焼きそば作ったんですが(笑)。
- TAIJI:
- 美味しかったですよ(笑)。
- DJ:
- 美味しかったですか、ありがとうございます(笑)。今日はよろしくお願いします。
- TAIJI&清水さん:
- お願いします。
- DJ:
- まず最初に1曲聴いてもらいたいと思いますので、これはTAIJIさんが作られた…
- TAIJI:
- はい。
- DJ:
- 歌も歌われている曲ですね。
- TAIJI:
- ええ?歌ですか?(←びっくりしている)
- DJ:
- 「RAIN SONG」…。
- TAIJI:
- あ、「RAIN
SONG」(←何だと思ったんでしょう/笑)。はい。
- DJ:
- じゃ、TAIJIさんの方から曲紹介を…。
- TAIJI:
- はい。じゃ、「RAIN
SONG」。
〜〜♪RAIN SONG
♪〜〜
(BGM:「VOICELESS
SCREAMING」)
- DJ:
- お送りした曲はTAIJIさんで「RAIN
SONG」でした。今日のゲスト、改めましてですが、TAIJIさんとTAIJIさんのベストフレンド、清水さんです。よろしくお願いします。
- TAIJI&清水さん:
- よろしくお願いしま〜〜す。
- DJ:
- TAIJIさん、この番組初登場ということで、まずTAIJIさんの道のりから…。
- TAIJI:
- 道のりっていうか…。僕は高校やめて……、高校で勉強してても、自分の身のためにならねえな〜と思って、自分はその時思ったんですね。ギターが向いてんな、と思って。
- DJ:
- そこで、見つかったってのはスゴイことですよね。
- TAIJI:
- うん。でギターずっと始めて、ま、清水くんもそれは言えるかもしれないけど、音楽にのめりこんでいって、そんで、ベースに転向して、Xに出会って…。ほとんど自分の半生っつーか、自分を形成してるのは、Xの存在…。
- DJ:
- 大きいですね。でももう、高校生の時に自分の生きる道をしっかり決めれたっていうのはスゴイことですよね。ずっと悩み続けてるってのがあるじゃないですか。
- TAIJI:
- 賭けみたいなもんもありますよね。挑戦っつーかね。
- DJ:
- それでXからLOUDNESS、そしてD.T.R…。
- TAIJI:
- D.T.Rで清水と…。
- 清水さん:
- 出会いましたね。初めての出会い。
- DJ:
- 最初、お二人とも第一印象どうだったんですか?
- TAIJI:
- 俺は良かったんだけど(笑)。おまえ、どお?
- 清水さん:
- 最初、はじめにリハ行く前にテープ聴かされて、「うわ、すっげえバンドや!」って思って…。
- DJ:
- ドキドキしながら?
- 清水さん:
- ええ。「日本にこんなバンド、ありなんか?!」と思って、喜び勇んで、気合い満タンで行きましたね(笑)。
- TAIJI:
- よく居残ったな。練習したもんな。
- 清水さん:
- うん。最初のリハは、心臓バクバクもんでしたけど(笑)。
- DJ:
- 緊張しますよねえ。
- 清水さん:
- ええ。
- DJ:
- でもTAIJIさん、すごく気さくな方で…。
- 清水さん:
- そうですね。人を盛り立てよう、盛り立てようと、テンションを高めよう、高めようとしてくれる人なんで…、そういう気を遣ってくれる人なんで、そういう意味ではやりやすかったですね。
- TAIJI:
- 結構、長いつきあいだもんな。
- 清水さん:
- そうですね。
- DJ:
- リーダーだし。
- TAIJI:
- はい。その時はですね。
- DJ:
- で、今現在は、チャリティーのコンサートに…。
- TAIJI:
- はい。この間も有珠山の噴火のチャリティーに行ってきたんですけど、清水くんにキーボード弾いてもらって「イマジン」歌ってきたんですけどね。
- DJ:
- そこでのライブってどうでしたか?まず有珠山でライブする機会ってないじゃないですか。
- 清水さん:
- 初めてでしたね。
- TAIJI:
- 意外な感じだったよな。
- 清水さん:
- そうですね。TAIJIさんとライブという形で音を出すのもすごく久しぶりだったから、あの日すっごく緊張しましたもん。
- TAIJI:
- そのあとの温泉とかもすっげえ良かったよな(笑)。
- 清水さん:
- 「宇宙一の温泉(笑)」(←どうもこういうコンセプトの温泉だったらしいです/笑)
- DJ:
- (笑)。そういう楽しみがないと…。
- TAIJI:
- 付加価値がないと(笑)。
- DJ:
- それがないと仕事だけじゃツライですもんね(笑)。
- TAIJI:
- ふふふ。
- DJ:
- そんな感じで今の活動されてて、ねえ。一番、このラジオを聴いてるリスナーの皆さんが「おお?」と思われるのは、なぜ、TAIJIさんが多治見に…(笑)?
- TAIJI:
- あ、僕、以前から知り合いがいまして、その人が僕のことをいろいろ考えてくれるんで、いろいろアプローチしてくれるんで、昨日も森林公園ってとこにキャンプ行ってきたんですけど、そういうメンタル的なコントロールやってもらってるんですけど、その人の関係でこっちに…。
- DJ:
- 多治見に来られて。
- TAIJI:
- ええ。
- DJ:
- で、僕も一緒に遊ばせてもらって(笑)。
- TAIJI:
- そうですね。
- DJ:
- 多治見に来られて、素敵な出会いがあったんですよね?
- TAIJI:
- そうですね。カワイリョウ君って言って、小さい、まだ小学生なんですけど、アクティブな子で、すごいいいヤツなんですよ(笑)。俺があんまり飯食わないとハンバーグくれたり(笑)。
- DJ:
- 気遣ってくれてますね(笑)。
- TAIJI:
- 今日別れたんですけど、ホントいい子で、川遊びとか一緒にやって…。
- 清水さん:
- 夜は花火を一緒にやって…。
- DJ:
- 楽しそうですね。子供から教えられることって……ありますよね?
- 清水さん:
- 自分もそうだったんだろう、ってのもあるし、自然に囲まれて育ったリョウ君なんかはすくすく、と…なあ?
- TAIJI:
- 自由だよな。強いんだよ。
- DJ:
- なんか本人はその気がなくても、すごいパワーをもらっているっていうか…。
- TAIJI:
- そうそう。子供のパワーって計り知れないでしょ?
- DJ:
- ええ。
- TAIJI:
- 結構大人同士で付き合っていると上辺ばっかりってのがあるけど、子供は本気で付き合ってくるから…、そのエネルギーってのがデカいですよね。
- DJ:
- 全身でぶつかってくるから、またTAIJIさんとしても嬉しい…。
- TAIJI:
- はい。
- DJ:
- Xのベーシストだったという風には見ないで…。
- 清水さん:
- とは接しないですよね。
- DJ:
- 1人のおにいさんとして、ぶつかってきてくれるから。
- TAIJI:
- そうなんですよね。おにいちゃん、おにいちゃんって感じで…。リョウ、聴いてっか?(←すごく優しい声で)
- DJ:
- たぶん、今、この番組、聴いててくれてると思いますけど。
- TAIJI:
- うん。
- DJ:
- リョウ君と知り合って、で、昨日ぐらいかな。多治見に2回目に来られたということなんですけど。
- TAIJI:
- はい。
- DJ:
- 多治見の印象はどうですか?TAIJIさん。
- TAIJI:
- 多治見は、本当…。都会に住んでいるから…。
- DJ:
- もともとTAIJIさんのお生まれが…。
- TAIJI:
- おまえもそうだよな?
- 清水さん:
- うん。大阪やから…。結構都会育ちっつーか。
- TAIJI:
- まず緑がないでしょ?
- DJ:
- ないですね。
- TAIJI:
- こっち来れば、壮大な山があってさ、川もいっぱいあってさ、川のせせらぎの中で寝て、なんか、そういう自然の中で、曲ってできてくってのかな…。
- DJ:
- 自然のBGMって感じで。
- TAIJI:
- うん。そうですね。
- DJ:
- 東京、僕も3年半ぐらいいたんですけど、あんまり虫の声とかも…。
- 清水さん:
- あ、そうですね。東京だと虫の声すらも聴く機会がない…。
- TAIJI:
- ないですよね。
- DJ:
- 虫すら見ないですよね。
- 清水さん:
- 虫すら意識できないほど、殺伐とした空間って感じが。
- DJ:
- 仕事するとか遊ぶにはいいかもしれないけど、でも、ちょっと寂しさが…。
- 清水さん:
- そうですね。心のどっかに…。
- TAIJI:
- 遊ぶってのは、もう通り過ぎたよな(笑)。
- DJ:
- 通り過ぎましたか(笑)。で、こうやって多治見に来られて、TAIJIさんは今、パワーを蓄えて…。
- TAIJI:
- 養ってるという…。
- DJ:
- アップしてるところですね。
- TAIJI:
- はい。
- DJ:
- 今後のTAIJIさんの活動予定について、ちょっとお聞きしたいんですけど。
- TAIJI:
- 活動のおおざっぱな面は、来年にならないとわからないんですけど、これからも清水と一緒にチャリティー、そのそういう活動はしていこうかと、あの、心の弱った人に、なにか清水のいいキーボードと…。
- 清水さん:
- TAIJIの歌と…。
- TAIJI:
- 一緒にこうやって聴いてなごんでもらえたらいいかな、と。
- 清水さん:
- そんなところから、またなんか新しく音楽を広げていったりとか、出会いを広げていくこともできるだろうし、TAIJIさんと一緒にずっとやっていけたらな、と思ってます。
- DJ:
- すごい楽しみです。
- TAIJI:
- はい、ありがとうございます。
- DJ:
- 僕も、遊びに行かせてもらいたいと…。
- TAIJI:
- はい、ぜひお願いします。
- DJ:
- 現在、多治見の方でTAIJIさんの活動が決まってるのがあって…。
- TAIJI:
- はい。
- DJ:
- 来週の今日、来週の日曜日…。
- TAIJI:
- そうですね。8月26日と、ライブに参加ってのをやるんですけど、あと8月27日、3回やります。
- DJ:
- これが、僕の主催するライブにTAIJIさんが遊びに来て下さるんですよね。
- TAIJI:
- ありがとうございます。
- DJ:
- いや、こちらこそありがとうございます。よろしくお願いします。
- TAIJI:
- よろしくお願いします。
- DJ:
- で、翌日、多治見の夢屋書店さんで、サイン会があります。これもTAIJIさんが自叙伝を出されて、CD付の…。
- TAIJI:
- はい。「Xの生と死」と言う本なんですけど、それとあとは「復活」という題名の写真集、ぜひ欲しい方は買って下さい。
- DJ:
- で、これを買った方に整理券が渡されて、TAIJIさんとちょっとお話してみたり、サインをいただいたり…。
- TAIJI:
- 握手をしたり…。
- DJ:
- はい。ってことができますよね。で、この自叙伝と写真集、両方なんですけど、CDがついてるんですよね?
- TAIJI:
- はい、両方CD付いてるんですけど、書店さんと組んでるんで、どっちかというとこういう形態で出してる人って少ないんで…。
- DJ:
- 珍しいですよね。
- TAIJI:
- ええ。僕がやってみようかなと言いましたら、書店さんが「ん、じゃ、是非やってみよう」って言って…。
- DJ:
- 写真集の方にさきほど1曲目に流した「RAIN
SONG」が入っていて…。
- TAIJI:
- ええ。
- DJ:
- 自叙伝の方に「JUNGLE」という…。
- TAIJI:
- あれは、もう、HIDEと作った、リハーサルの時に作ったんですけどね。
- DJ:
- X時代に、リハーサルの時に?
- TAIJI:
- ええ、引っぱり出してきて、復活させたんですけど。
- DJ:
- 幻の…音源ですよね。
- 清水さん:
- そうですね。で、ドラムがのちにD.T.Rで一緒にやることになった、岡部くん、という。
- TAIJI:
- そう。
- DJ:
- その頃から、D.T.Rの岡部さんとはおつきあいがあって…。
- TAIJI:
- はい。
- DJ:
- やっぱ、つながりという、人の縁ですよね。
- TAIJI:
- そうですよね。
- DJ:
- これが買えますので、皆さん、是非、8月26日日曜日のライブ、ライブ会場でも本売ってますし、で、27日月曜日の方はサイン会ありますので、足を運んでいただきたいな、と。
- TAIJI:
- よろしくお願いします。
- DJ:
- …本当に名残惜しいところなんですけど、もうそろそろお時間の方となってしまったんですが…。
- TAIJI:
- はい。
- DJ:
- 最後に、お二人から、清水さんからTAIJIさんの方にと感じにしたいと思うんですが、この番組、すごいこの地方で頑張ってるアマチュアミュージシャンを応援する番組なんですね。
- TAIJI:
- はい。
- DJ:
- で、今日、TAIJIさんと清水さんが来られるということで、ラジオにかぶりついて聴いてると思いますんで、清水さんの方からまず一言メッセージを…。
- 清水さん:
- そうですね。ま、バンドやるにしても、音楽ひとりで続けるにしても、人間最大の敵は無力感だと思うんですよ。無力感に押しつぶされない心と、それを持続するパワー、それを持ち続けて、ぜひあきらめないで夢を全うして欲しいなと思います。
- TAIJI:
- おおおっ!いいこと言うなあ(笑)。
- DJ:
- おお、すごいパワーもらいました。じゃ、TAIJIさん、お願いします。
- TAIJI:
- 僕はね、いくら厚い手前の壁でも、角度を変えて見れば、ハードルに見える。越すことができる。
- DJ:
- なるほど。壁じゃなくてハードルだ。
- TAIJI:
- ええ。いくら分厚い壁でも、壊すんじゃなくて、角度を変えればハードルに見える。
- 清水さん:
- 超えられない壁はない、ってことですね。
- DJ:
- そういうことですよね。
- TAIJI:
- やってやれないことはない、と。
- DJ:
- …なんか、ずっしりと来ました。僕もさらに頑張ろうと言うパワーいただきました。
- TAIJI:
- そうですか。
- DJ:
- はい、ありがとうございます。
- TAIJI:
- いや、こちらこそ。
- DJ:
- 今日のゲストは、元XのベーシストTAIJIさんと、TAIJIさんのベストフレンド、D.T.Rのキーボーディスト清水さんでした。どうもありがとうございました。
- TAIJI&清水さん:
- どうもありがとうございました。
- DJ:
- お別れの曲は、自叙伝についているCDからですね。じゃ、曲紹介…。これは清水さんの方からお願いできますでしょうか。
- 清水さん:
- はい。わかりました。それじゃ聴いて下さい。「JUNGLE」。
〜〜〜♪JUNGLE♪〜〜〜
END
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